「ジビエを食べてみたい消費者」は全国にたくさんいます。
「ジビエを売っているお店」もたくさんあります。
でも「消費者が食べてみたい、買いたい」と思う「ジビエ料理」や「ジビエ肉」はわずかです。
そのギャップに「ビジネスチャンスがある」と私は考えます。
当講座を主宰する代表西村は、「誰もやっていないからこそチャンスがある」「売れない理由にヒントがある」と考え、新しいジビエ活用の取り組みを行ってきました。
マイナスをプラスへ。時代に先駆けた多くのヒット商品を生み、日本に「ジビエの食文化」を根付かせてきました。
ジビエビジネスアカデミーの最新情報はこちらのページからもご覧いただけます。
みなさん、シカやイノシシは「害獣」だと思っていませんか?
外国へ行けば、シカやイノシシは庶民の手に届かない、高級食材です。
今は、たまたま数が多くなり、生態系のバランスが崩れているから、「害獣」と呼ばれていますが、シカやイノシシが野山にこんなに溢れているのは、日本だけなんです。
だから日本の野山は「宝の山」、つまり、シカやイノシシは私たち日本人の大切な資源、そして私たちの共有財産です。
それなのに何故シカやイノシシを活かせてないか?
理由はひとつ。
「ジビエの本当の美味しさ」「肉の目利き」「正しい調理の仕方」を知る人がいないため、日本に「美味しいジビエ」が広まっていないからです。
「シカ肉をただ調理しただけ」では、「ブームだから」「珍しいから」「クジラみたいな味だったね」の一過性で終わってしまい、リピーター獲得や長期的な売上向上には繋がりません。
日本に「美味しいジビエ」を増やすことで、地方が元気になる。
害獣と呼ばれるシカやイノシシが資源に変え、中山間地域が豊かになることを実証したい。
その信念で10年近くシカやイノシシの活用に取り組んできました。
ーーーーー
「日本のシカ肉は世界レベル!ージビエ料理で地域課題を解決するオーナーシェフ」
日経BPインタビューはこちら (2017年)
私が「日本のシカ肉は世界レベル!」と断言できる理由は、
● 全国各地の加工場からシカ肉を仕入れ調理してきた10年の経験
● 鹿の養殖が一大産業のニュージーランドで、高級食材としてシカ肉を日常的に12年間調理
● 「ジビエの本場」ヨーロッパの「ジビエ専門オーベルジュ」に数ヶ月勤務し仕入れから調理までを研究
● ヨーロッパにおける狩猟から解体加工処理施設まで、数回に渡り渡欧し調査研究
してきたことから、日本とヨーロッパの違いを知り、「日本のシカやイノシシが世界で一番美味しい」と自信を持って言えるようになりました。
ですが、「日本のシカ肉ならどれも美味しい」とは言えません。
日本にも、「劣悪なシカ肉」や「匂いの強いシカ肉」が「高級ジビエ」として出回っていることがあります。
でもそれを出している人たちは、「これがシカ肉の匂い」「この強い味がシカ肉の特徴」と言います。何故ならば、その人たちは「臭いシカ肉」しか食べたことがないから、何が正しいかわからないのです。
本来のシカ肉には「強い匂い」も「個性的な味」はなく、「あっさりとした上品で繊細な肉」が特徴です。
でも正しく獲られ、肉本来の美味しさが味わえるよう調理された肉は決して多くありません。
だから私は、日本には「ジビエの基準となる店」が必要だと考え、3年間限定で「ジビエ料理専門店」を経営し、たくさんのお客様にご来店いただきました。
次のステップとして、国内外で培った「ジビエを売るためのノウハウ」を提供することで、「全国各地へ本当に美味しいジビエを広めたい」「シカの食害に悩む地域がジビエで豊かになれること」
これらを私のライフワークとし、「ジビエ普及の取り組みをされている全国の方々のお役に立ちたい」と思っています。
《代表西村の簡単な略歴》
20才から世界60カ国以上を訪問し、世界各国の食文化を体験。
28才でニュージーランドへ料理人として移住、彼の地では仕事として日常的にシカ肉を調理してきました。
2009年日本へ帰国。
2010年、誰もシカに見向きもしない時代に「シカドッグ」を開発。
わかりやすいデザインとコンセプト、全てのバランスを調えた味わいに「シカ肉」という目新しさが加わったことで、爆発的なヒットになり、「シカ=美味しいお肉」を高知に定着させました。
あまりの売れ行きに高知のシカ肉だけでは追いつかなくなり、北海道から取り寄せるまでに。
この経験で、各加工場の特色や肉の特徴を学ぶことができました。
その後、標高800メートルの山の上に建つ、複合型レジャー有料施設「ゆとりすとパークおおとよ」へ。
「シカを導入して集客してほしい」と某大手企業社長から直々にお声かけいただき入社。
入社半年後の2012年に、「四国ジビエグルメフェスタ」を企画開催。
「ジビエ」という言葉を誰も知らなかったことから、全国のメディア23社で事前告知報道。
「ジビエ」「ボジョレーヌーボー」「狩猟解禁」を掛け合わせたこのイベントには、県内外から来場者が殺到。直ぐに駐車場がパンク、駐車場待ちの車が山の麓まで続く大渋滞が起きました。
2014年夏、高知市中心部に3年間限定でジビエ専門レストラン「ヌックスキッチン」をオープン。
開業直後から人気店となり、「高知で一番予約が取れないお店」との評判が、「シカへの警戒心」がある方や「ジビエ初心者」への関心と安心感、動機づけになり、2017年末の閉店まで予約で満席の日が続きました。
2016年、高知県民が県外の人におすすめしたい飲食店を選ぶ「第3回 高知家の食卓 県民総選挙」で、県内全飲食店約6000店舗の中から、高知県総合第1位に選ばれました。
2018年、拠点を香美市香北町の大正時代の古民家へ移す。
《5日間集中講座開講の理由》
今、日本では、ジビエ普及を目的とした、「わなの掛け方」や、「ジビエ料理教室」「プロ向け調理指導」といった無料セミナーが数多く行われています。
私もそれらの講師として全国各地へ伺うことがあり、講義と調理指導を行っています。
しかし私に与えられるのは、2、3時間の限られた枠だけ。この時間で伝えられるのは、超入門編のみが現実です。
(予算の関係で)触れるお肉も、ひとり100グラム程度。これでは店舗への導入や、オリジナルのレシピ開発までは至りません。
また、補助金や公的機関で行われる無料セミナーでは、個人にスポットを当てて集中指導をすることはできません。
数少ないジビエ料理店へスタッフとして入店しても、調理技術やノウハウを取得するには、数年以上かかるでしょう。
でもジビエ活用のビジネスチャンスは、5年後ではなく、「今」なんです。
すぐにジビエをビジネスに活かしたい方のために、「短期間」で「たくさんのお肉」に触れて「多くの調理」をし、「技術習得」ができ、「直ぐに開業」や「直ぐに商品化」ができるジビエセミナーの開講に至りました。
(仮に3年半営業した)ヌックスキッチンで厨房スタッフとして3年働いても習得できない技術をこの5日間で教えます。
なぜそれが可能なのかは、「教えることに集中した講座」だからです。
「これから開業したい」「ジビエで新しいことを始めたい」人たちが「学べる場所」こそ、このジビエビジネスアカデミーなのです。
《一般的なジビエ料理教室との違い》
1 触れて調理できる肉の量が圧倒的に違います
2 超人気ジビエ料理専門店で提供されていたメニューのレシピやテクニックを学べます
3 受講生の技術力に合わせた調理指導とレシピの伝授、考案を行います
4 マンツーマンの実践的な個別指導で確かな技術が身につきます
5 (仮に)ヌックスキッチンでスタッフとして5年働いても習得が難しい現場での技術をこの5日間で教えます。
日本には未開拓なジビエ市場があります。
「ジビエで成功している人が周りにいない」からこそ、チャンスがあるのです。
そのチャンスを皆さんに掴んで欲しい。
そのチャンスを掴むためのテクニックを「5日間」にわたり、全力でお教えします。
《 当講習で使用するお肉は、全国トップクラスのジビエ専門加工業者から仕入れた精肉のみです》
「この街にはジビエを食べる文化も習慣もないから」
そんな不安な気持ちのあなたも、
「ジビエで町の活性化をしたいけれど、どうすればいいかわからない」
気持ちはあるのにやり方がわからないあなたも、
「ジビエで成功したい!」
そんな貪欲なあなたも、大歓迎です。
「ジビエの調理技術」はもちろん、「ジビエの真の価値」「消費者心理」「需要開拓の方法」など経験から得たノウハウを余すことなくお伝えします。
「ジビエ学」や「マーケティング」等の座学は、5日間の講習中のOJTで必要なポイントをしっかりと学んでいただきます。
※ OJTとは実務を通じて業務を教える方法のことで、研修終了後には即戦力になることが期待できるなど様々な効果が望めます。
「5日間集中講座」は3コースあります。詳しくはこちらのページをご覧ください。
5日間高知で学ぶ基本コースのほか、加工場やジビエ料理専門店へ視察を行うコースもあります。
受講生の現状やレベル、目的に合わせてご提案もできます。
また、宿泊はヌックスキッチンの宿をご利用いただけますので、高知が初めてという方もご安心ください。
《講習内容の一例》受講生の現状や希望に合わせて変更可能です!
1日目
● オリエンテーション
● シカやイノシシ肉の下処理をしながら、串焼きに適した肉の選び方を解説。お肉のカットをしていきます。
● ヌックスキッチンのレシピでカットした肉を漬け込みます(漬け込んだ肉は2日目の食事になります)
● 受講生の背景と販売スタイルに沿ったオリジナルレシピを開発、肉の漬け込みを行います
● 肉に塗りながら焼く、「オリジナルの肉用塗りダレ」を作ります。この一手間が美味しさとオリジナル性を高めます
● ヌックスキッチンオリジナルメニュー(アヒージョやハンバーグ等)を夕食用に作ります
2日目
● 朝一番に高知市内の産直市へ食材の買い出しに行きます
● チャツネやソース、サルサに適した野菜やハーブの選び方を学んでいただきます
● ランチ後、香北町へ戻り、購入した野菜でサルサやソースを作ります
● 購入した野菜で、受講生オリジナルの「肉用塗りダレ」を作っていただきます
● 前日に漬け込んだ肉を使い、SNS映えする串刺しの方法や盛り付け方を学んでいただきます
● その後、肉を焼きながら試食をし、適切なポーション、塩加減、ソースとのマッチングなど、食べながら学ぶことを繰り返します
3日目
● 受講生オリジナルレシピのブラッシュアップを行います
● 「ヌックスオリジナル」串焼き用の肉の仕込みを始めます
● シカやイノシシを使った単品メニューを作ります、これらはイベントや弁当販売に適したメニューです
● SNSでの発信方法、インスタ映えする写真の撮り方、言葉の選び方を実際の投稿を見ながら学んでいただきます。
● 店舗設営を行います。ディスプレイ、セッティング、人を惹きつけるキャッチコピーなど、お客様の目に留まるノウハウを設営をしながら学んでいただきます
4日目、5日目
● 実際の店舗で実践研修を行うため、お客様からのリアルな反応を体験していただけます
● 受講生考案オリジナルレシピのリサーチも行います
● 最小の人数と労力で運営するための飲食販売のノウハウを学んでいただきます
● インスタ映えする盛り付けを意識しながら、盛り付けをしていただきます
日本中に「本当に美味しいジビエ料理」が増えること。それによって、シカやイノシシが資源として生かされ、地域に産業が生まれること。
この「5日間集中講座」を受講してくださった方が成功できるよう、全力でサポートすることお約束します。
疑問やご質問ございましたら、どのようなことでもお気軽にお問い合わせください。お待ちしています。
ヌックスキッチン 西村直子
携帯 080−3920−7471
メール nooks@outlook.jp