出発のときは11キロの荷物が、帰りは60キロになっていました。
それも最終日に40キロ分を買ったようでして、、、。
やっぱり買い物は楽しいですね〜。(笑)
私は外国で食材や調理道具を業務サイズで買うのが大好きなので、いつも荷物が大きくなります。
なので帰りは現地のスーパーで段ボール箱をもらい、それをスーツケース代わりにして帰ってきます。
段ボールに詰めるメリットは、
1) お金がかからない
2) 物が詰めやすい、崩れない
3) 箱自体が軽いので、スーツケースよりも多くのものが入る
4) 箱の大きさが自由自在
5) 帰国後、宅急便でも送りやすい
ものすごくエコでしょう???
「段ボールスーツケース」は、お財布にも地球にも優しいので、皆さんにお勧めしたい!
今回のダンボールの中には、トルティーヤを伸ばす機械や、スパイシーなサルサを作るための材料がたくさん入っています。
特に「サルサデマッチャ」は衝撃的な美味しさだったので、これは日本で絶対に再現する味です。
さて、あっという間の6週間でしたが、日々、新しい発見と感動があり、でもやはり一番の宝物は人との出会いでした。
メキシコ人は驚くほど優しくて親切、そして正直。メキシコは安全で安心な国でした。
そんな国だったので、私の気も抜けてしまったようで、いくつもの病気や怪我をしました。
帰国数日前には、熱中症になり、宿で数日間ダウン!!
でも熱中症は仕方がない。だって滞在していた村のラグーンがそれはそれは美しかったのです。
あまりの美しさに時間も水分補給も忘れるほど、カヤックにはまってしまい、気付いたときは脱水症になっていました。(トホホ)
このラグーンの底の泥はミネラル豊富で美肌効果があると有名で、浅瀬では沢山の人が顔から身体まで泥パックをしていました。
私もやってみましたが、確かに効果てきめん!!
20分ほど泥パックをした顔や肩、腕などは日焼け後の痛みや熱が一切ない!
(日焼け止めは禁止のため塗っていません)
反対に水に浸かっていた足は、泥パックできず。そうしたらその夜から熱を持って不快感から眠れないほど。
泥パック効果を自分の身体で実験できて良かった〜、また行く機会があれば、もっともっと塗ろうと思います。
6週間のメキシコ滞在。
決して贅沢や豪華なことをしたわけではありませんが、とても豊かな時間でした。
食事だけでなく、店舗の内外装などでも、「こんな方法があるのか」「こんなにシンプルでいいんだ」と気づかされるが多くあり、また日本で応用できそうなことも多かったので、早速取り入れたいと思っています。
〜〜ここから告知です〜〜
日本での初仕事が、今週25日(土)に開催される「山田高校ecoマーケット」への出店になりました。
そしてそのまま続けて2月1日(土)2日(日)は今年初めての「テイクアウト」もオープンします。
メキシコでは公共の場所には必ずゴミ箱があり、きちんと分別されていました。
そして公共のゴミ箱は地域の特産品を使っているところが青く、手編みの籠が特産の村のゴミ箱は手編み籠。
ビーチではゴミ箱が魚になる楽しさ!
自由な発想で形にできるところが緩くていいですよね〜。
私も日本から持参したマイボトルに毎日、水を詰め、旅行中の6週間ペットボトル飲料を買ったのは、マイボトルを忘れた一度だけ。
そのペットボトルも繰り返し水を詰め直し、使いました。
ランチもビニール袋やラップは使わず、グアテマラ人の真似して手織の布包。
中にはフルーツやお菓子を包んで、バス移動の時も持ち運んでいましたが、膝の上で布が広げられるからエコなだけでなく、便利です。
そしてこういうことをしているのは、私だけでなく、現地の人はもちろんツーリストもたくさんいました。
メキシコでも「エコ」は生活の一部となっており、宿泊施設も「エコ」か「エコじゃないか」で法人税率が違うそうです。
政府主導でエコを推進しているメキシコ、どの街にも「エコホテル」「エコロッジ」「エコキャンプ」などがありまして、私もエコロッジと、エコキャンプに宿泊しました。
「エコ」だから泊まったわけではなく、「泊まりたいと思った宿」が、たまたまた「エコ」だっただけ、こういう風な取り組みが日本にも増えていったらいいですね!
エコキャンプ場の共同台所。
電気がないので、冷蔵庫代わりのクーラーボックス。(笑)
このキャンプ場で一番素晴らしいと思ったのが、共同の食器が空き瓶てこと。
ネスカフェの瓶がこんなに可愛くてお洒落だなんて、これは衝撃です。
外国へ行くたびに感じますが、
オーガニックは既に日常のことで、今は「いかにエコに生きるか」への意識が高いってこと。
これからの時代は「オーガニック+エコ」がちょうどいいですね!
今週土曜日の山田高校のイベント、本来は「山田高校のジビエ食堂」限定オープンの予定でした。
その前準備として調理実習も行なっていましたが、保健所の許可を得るのが難しく、山田高校の先生もなんども足を運んでくださいましたが、上手く進まないことって、どうやっても難しいんですよね〜。
そのような中、「プラスティックフリー生活」を翻訳された 服部雄一郎さんがせっかく香美市在住なんだから、「エコマーケット」の方がいいよね〜と、二人で急に方向転換し、今回のイベントになりました。
私も服部さんの本から大きな影響を受けた読者のひとりなので、とても嬉しく、香美市でこのようなイベントが開催されること、とても誇りに思いました。
シカやイノシシを美味しく食べることはもちろん大切ですが、それ以上に一人でも多くの高校生が環境問題を知り、考える力を身につけ社会に飛びだってくれたら、こんなに素晴らしいことはないですよね〜。
もし保健所の許可がスンナリ降りていたら、今週末のイベントは「エコ」ではなく、「ジビエ食堂」でした。
保健所の許可がおりなくて本当に良かった〜。(笑)
山田高校のジビエ食堂は幻となりましたが、その代わり、ヌックスキッチンは「山田高校 エコマーケット」に出店することにいたしました。
今回は山田高校限定のシカのり弁当!とドリンク2種です。
イメージ図ですが、竜田揚げをメインにする予定です。マイ箸お持ちくださいね!
ドリンクは、
● メキシコ直送ハイビスカスティー
● シナモン入りコーヒー
の2種類。
マイカップご持参の方は、一杯200円。
カップなしの方は300円です。
空き瓶カップをお持ちくださった方には、「ヤギ乳100パーセントのキャラメル」か「キャラメル煎餅」をプレゼント(先着20名様)します。
空き瓶でコーヒーやハイビスカスティーを飲んでくださるお客様がいたらめっちゃ嬉しいなあ〜。
山田高校のエコマーケットは1月25日(土)10時〜15時まで。
飲食ブースだけでなく、服部雄一郎さんの講演会やミツロウラップ作り、新聞バッグ作り、高校生漫才など盛りだくさんの内容です。ぜひご家族お揃い+マイカップ、マイ箸、マイバッグ持参でお越しくださいませ。
皆様とお会いできますこと楽しみにしています。
エコマーケットの次は、2月1日(土)2日(日)10時半から
ヌックスキッチン@香北町で「2020年スペシャル」テイクアウト開催しますので、こちらもお楽しみに〜。
詳細は近日中にお知らせいたします。