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【講師業について】ジビエのマーケティング戦略を得意としています

8月から2022年春までヌックスキッチンの拠点が大工事に入るため、しばらくは出張でのお仕事がメインとなります。

 

そんななか、以前出張講習でおじゃました熊本県へ再び講師としておじゃますることになりました。

本当にうれしいですし、今からとても楽しみです。

 

ところで、

「ヌックスキッチンは何屋さんなの?」と言われることが多々ある私が(笑)こうして講師としてお声がいただけるのは、どんな理由があるのだろうと思い、プロデュースを担当する「株式会社一成」の迫田さんにお話をうかがいました。

(お写真は最近の迫田さんのご様子です。可愛いお子様!!)


Q.

迫田さんは、7年ほど前にも一度、講演会の講師としてお声がけくださいました。なぜヌックスキッチンにご依頼くださったのですか?

 

A.

そのとき開催した講習会には、加工処理施設の方や衛生士の方など専門家をお招きした内容で、ヌックスキッチンの西村さんもそのなかのお一人という位置づけでした。

当時はジビエの認知度がまだまだ低く、さまざまな知識が求められているなかで、西村さんは「料理」「おいしさ」「販売方法」といった部分での専門家としてぜひお話をお願いしたいと思いました。

 

 

Q.

7年前の講演会で印象に残っていることはありますか?

 

A.

当時は「ジビエ=獣害」というイメージがかなり強く、「獣害だけど勿体ないから食べましょう」というニュアンスで販売を行うことが多かったですし、「臭い」「かたい」というマイナスイメージを連想する言葉を使うことも多かったように思います。

ところが、西村さんは「日本のジビエの魅力を、ストレートに伝える売り方をするべきだ」ということを仰られていて、当時は衝撃的でしたし、今ではまさにその通りだったと実感できます。

 

Q.

2022年に予定されている講習会では、どのような内容を期待していますか? 

 

A.

講習会を開催する熊本県の加工処理施設さんからの強いご希望で、今回西村さんをお招きすることとなりました。

加工処理施設さんからは「イノシシ肉の魅力についてお話ししてほしい」というリクエストが届いています。

 また、コロナ禍で飲食店向けの卸がかなり厳しい状況となっており、加工処理施設さんのなかにはECなど新しい販路の開拓を目指されている方も多いと思います。

そんななか、今年西村さんは加工処理施設さんとコラボ商品を開発し、ECサイトにて評判を集めていらっしゃいました。

西村さんが運営しているECサイトは、広告宣伝費などを投じずとも多くのファンがついていて、たった三日間のオープンでも商品を完売させる力があります。

そうしたECサイトのテクニックも講習会でお話ししていただけると嬉しいなと思っています。

 

Q.

改めて、「講師として」のヌックスキッチン西村直子の魅力とは?

 

A.

海外での経験がとても豊富なので、そこから生まれる独自の視点で日本の魅力を教えてくださるところ。

そして、ストレートな言葉で、とても分かりやすく伝えてくださるところです。

また、料理については素晴らしい実力と、そこから生まれる大きな信頼感があります。どの地域のどんなお肉でも、西村さんが料理をすると魔法にかかったように美味しくなるから不思議です。

しかも、手の込んだ方法ではなく、シンプルかつスタンダードな料理方法で本当に美味しいジビエ料理をつくられるところも、すごいと思います。

 

Q.

どんな講習会の講師としておすすめしたいですか?

 

A.

地方で地域振興に取り組むみなさんや、ジビエの加工処理施設のみなさんにとっては、「こういう方法もあったんだ!」という発見が多いと思いますし、「今からジビエでビジネスを始めたい」という若い人にもぴったりだと思います。

また、ただの商品づくりだけに留まらず、「地域づくり」の観点で講習をお願いするのも良いと思います。

インタビュー:高橋さよ


 

迫田さん、お忙しいなか、ありがとうございました!